ラスト・サムライ [映画・DVD鑑賞記録]
出演:トム・クルーズ, 渡辺謙, 真田広之, 小雪
や、や、や、かっこよかったですよ~!!!
渡辺謙は、すっかりトム・クルーズを食っちゃってます。
つうか、渡辺謙の濃さには誰もついてこられない・・・彼の前にいると、どんなに汚れていてもきれいすぎちゃうトムでした(いっつも口が半開きだったし)
この映画で一番好きなのは、殺陣のリズム。これサイコーです。これでもかって立ち回りの連続と、一瞬の静止のタイミングがたまらないですっ!
また、音楽ときっちりミックスしてるの。この辺はアメリカ映画ならではなんでしょうねえ。
『KILL BILL』の殺陣なんか霞んじゃう。
日本を描いてる上で嬉しかったのは、これまでのよくある「日本風」ではなくて、衣装とか家屋がよく研究されていること。黒光りしてる板の床なんて、いいですよ~。
お寺なんかも、ごてごてした装飾がなくてよかった。
以下ネタばれ含む。
【つっこみどころ1】
勇敢に戦った武士たちに敬意を表して・・・・・官軍がみな・・・・・土下座・・・・。
そりゃないだろっ!・・・・・・ラスト近い、感動の場面、ワタシなきながら観てたのに(^^;)。
【つっこみどころ2】
おじぎしすぎです~。切腹した人におじぎはしないよ・・・拝むなら判るけど・・・。
【つっこみどころ3】
忍者が大挙して村を襲います。ありえねー!でもここの殺陣がサイコーなので許す!
とかいっても、総じて「ハリウッド映画」らしからぬ、淡々としたストイックな演出が嬉しい、放つ矢がすぱすぱ当たって気分いい、真田広之もかっこいい映画でした。あ、テーマに全然触れてませんが・・・いいですよね。
3日かかって2回観ました。
※2006.6月【暇刊女教師】に書いたものを再掲。サイト編集中。
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