ものづくりに生きる [ママ教師おすすめ本【中学生】]
果てなき、職人スピリッツ!
従業員=家族
工場=住居の1階
そんな小さな町工場が、実は世界レベルの技術を誇る工業製品を開発、製作している・・・・国内外の大企業が、間口2~3間の小さな工場に、部品の開発の相談に来るんです・・・・かっこいいじゃない!!
この本は、中1の教科書教材の筆者が、中学生向けに書いた本です。
工場主たちが、自分の工場自慢の技術や作品を語ります。
実をいうと、私はこの本に語られている町工場の群れている地域で生まれたんです。毎日、プロテクターを片手に火花を散らして溶接しているおじさんたちを見ながら通学していました。金属やゴムのにおいが漂う町。クラスメートも多くがこういった工場の2階を住まいにしていました。なんだか、個人的思い入れのある本ではありますが・・・・・・^^;)
日本を支えてきたのは、無数の小さな工場のおじさんとその家族の、ものづくりに対する心と、そのゆるぎない技術。なんで、そんなことできるの!?ってな技のオンパレードをぜひ味わってください。
小手先のテクニックや、付け焼刃の知識で、なんだか一人前になったような錯覚ばかりしてしまう現代・・・・へらへらした生徒が「デイトレーダーっていいよね」とか聞いてると「けっ」って思っちゃう。
本当にスゴイものはやはり労せずして手にいれられるものではないのだ、と、職人魂、ばんざ~い。
オトナ向けには、こちらもどうぞ。
2006-08-17 16:13
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