バムとケロのさむいあさ

うちにもいるぞ、バムとケロ。

 

バムとケロのさむいあさ

• 作者: 島田 ゆか
• 出版社/メーカー: 文溪堂
• 発売日: 1996/12
• メディア: 大型本

初めは、イラストレーターの描いた絵本かあ・・・・・と侮ってました。

（イラストだけで、テキストが面白くない本って多いじゃない）

 

読んだらおやおや、そこにうちの子供たちがいるじゃないですか。

料理から掃除から、まじめにこなす世話焼きなお兄さんというかお母さんな犬はバム。

まるで、うちの長男５歳。

→保育園でも家でも、仲間は要領よく逃げてしまい、みんなの分までお片づけをしている・・・・・・

 

自分の都合で、友達を歓待し、引っ張りまわし、突然泣き伏すけど、邪気のないのはケロちゃん。

こいつは次男２歳（もうすぐ３歳）そのもの。

→泣き伏す演技を見せたい・・・・・・っ

 

これだもん、子どもにもおもしろいわけだ。

作者が雑貨好きなのか、こまこまと（こじゃれた）いろんなものが描き込まれています。さがしものもできれば、小さな犬やなんかがサイドストーリーを展開しているのも楽しめる。読むたびに「おおっ、こんなところに！」と発見があります。何度でもお得な感じ。