さとうねずみのケーキ [おすすめ絵本【年長~】]
自分が小さいころ目にしていた絵本の絵って、こんな雰囲気のが多かったよなあ~なんて思って手にしてみたら、おもしろ~い。
(実は『どろんこハリー』の画家でした。覚えがあるはずだあ)
王様のケーキコンテストにトムが出品したのは、友達のねずみのティムによく似せた、さとうかざりのねずみのかざりで一杯の力作。ところが、展示直後に、ねずみの一体が壊れてしまって・・・・・・・。
大人は「王様のコンテストで、そんな失敗をやらかしたら・・・」という社会的恐怖もセットで読んでいるのですが、そんな「知識」なしでも、うまいぐあいにドキドキする展開が、次々にやってくるんですよ。面白かったあ~~~。
6歳の息子、顔がまじでした(^^)。
3歳の息子の方も、絵がきれいなので、とっても楽しそう。
子どもが1人で読むにはテキスト量が多いので大変ですが、読んであげるには大人も楽しい。
よくみると、絵に使われている色が黒と青と赤。その濃淡だけでみすぼらしい小麦粉部屋から、華やかな大広間までが描かれていて、大人としては、ちょっと感動。図書館で借りたんだけど、これ買ってもいいなあ・・・・って思っちゃいました。
男の子でこれだけ面白かったんです、ケーキだもん、女の子にはプレゼントにしてもいいかも!
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