恐竜たちの大脱出―進化恐竜トロオのものがたり (福音館のかがくのほん)
5回以上図書館から借りてきています。単なる恐竜の絵本だと思っていたんだけど、読んでみようという気になって開いてびっくり。
恐竜時代にトカゲ型の文明持つ恐竜が住んでおり、地球に隕石が落ちることを知って巨大宇宙船を建造して地球を脱出する…とまあ、SF作品だったのですよっ!
絵は、生き物系でしばしばお目にかかる松岡達英氏。
や、ほんとすごい話です。といいつつも、話の中に生物多様性や環境の話を含んでいたり、恐竜の習性がもりこまれているあたりが、さすがの福音館。
]]>今、わがやでちょっとしたブームです。
シルエットの動物たちが上半分と下半分がそれぞれランダムに入れ替わって登場。それがコんガらガっち。もぐら+いるか=いぐら ってな具合。
そのあやしげな生き物と、目的地までいろんなルートを選択しながら進むというのがこの本のおたのしみポイントなり。何度も楽しめるうえに、読んだ後は「いぐら」のような組み合わせを自分でエンドレスに考え出すというおまけつき。
書いているのは「ピタゴラスイッチ」のスタッフだというのも売り文句。確かにね、そのノリです。
一番うけているのは年長の次男で、「おかあさんとおとうさんが こんがらがっちしても、やっぱりおとうさんだ~」とかなんとか大ウケでございます。
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親がほしくて買っちゃいます…。
ようちえんの裏にある、外国人のヘンテ・コスタさんの森だから「へんてこもり」。
すげー、すげーベタ、かつキュートなネーミング!!
4人が始めた動物しりとり。つまったブンタが適当な名前を叫んだら・・・・・
大人が読んでもくすくす笑えるナンセンスな展開は、『ゾロリ』に並んでしかもちょっと品がある。(や、これを「品」というかは、どーだかなあ^^;)
何度も読んでは、けらけら笑ってるうちの兄弟です。
母も好きです。これ。
今、シリーズ2作目が我が家にありまして、息子らセリフを覚えて楽しんでおります。
これこれ。↓
リヤカーマン、歩いて世界4万キロ冒険記 (ヒューマンノンフィクション)
小3息子の読書感想文の題材用に仕掛けた数冊のうちの一つ。
彼は、これがはまったみたいです。紀行文の入口としても面白いかも。なんてったってこの風体。
仲間と一緒なら強くなれる!
スポーツコミックの定石を、競技かるたで。
きっとどこかでやったことのある「百人一首かるた」。場にばらまくんではなく、きちんと向き合って、札をならべて挑むのが競技かるたっす。
特にとりえもなかった少女ちはやと、かるた名人を目指す転校生、新。ちはやをちょっと意識してる秀才、太一。3人は、競技かるたを通じて心が触れ合っていく。
すんげー、熱い!!でもって、絵もきれい!王道少女マンガ!
実は選択授業で百人一首やってます。生徒に勧めます。うし。
現在3巻まで刊行中。
も、『空想科学読本』のネタ満載のファミリーフィルム!
まったく売れない発明家にして、シングルパパのポッツ氏。子供にせがまれて買ったクズ鉄寸前のポンコツ車を修理しまくって蘇らせます。そして偶然知り合った製菓会社の令嬢も乗せて、家族で海辺のドライブ。
そこから、話はどんどん広がって・・・・車は海を走り、空を飛ぶに至ります。
『不思議の国のアリス』みたいな話の展開に、きっとどこかで聞いたことのあるテーマ曲。ポッツ氏の発明品とか、随所のお約束的ギャグとか、小ネタもたっぷり。小学生の中学年くらいからかな。自分自身は高学年でみた覚えがあります。
小2の愚息は、人さらいシーン(あるんだわ)で、まじ怖がってテレビの前を去ってしまいました・・・・(涙)
なんと、原作イアン・フレミング。(←007シリーズ)、スタッフにロアルド・ダール。(←『チョコレート工場の秘密』
出版社/メーカー: 金の星社
ページはなし。開くと・・・・3階建てのサンタクロースの家が出現します。
サンタは留守だけど、おおきなそりがあって、暖炉には火も。
窓や戸棚の中を開いてのぞける仕掛けもたくさん。
みながら、子どもと一緒にサンタの暮らしをあーだこーだ考えて、物語をつくりたくなりますよ~。プレゼントに悩んだときのチョイスとしてもいいかも。
実際に小さな人形をのせて(シルバニアサイズOK)楽しめる大きさと強度があります。
えー、これは「私がほしくて」買ったので、子どもにはあくまでも「お母さんのを貸してあげる」ということになっております。・・・・息子たち、ポケモン人形を乗せて遊んでます・・・・・。ははは。
小学生の頃って、「日本で一番~~な・・・は?」なんてのが大好きじゃありませんでしたか?そういう知識って、多分小学生のうちに好奇心とクイズ感覚で身につけていくもんなんだろーな、と。
で、探してたのがそういうのが載ってる本。
身近に地図もほしいし、ってんでこれはお勧めです。地理的なベスト10から、鉄道、世界遺産、各地の名産品までカバー。でもってちゃあんと地図も各ページに載ってます。さすが昭文社。
子供向け解説はすべてひらがな。されど、この情報量はすごいですよ。
無理に「これ」って与えなくても、本棚においとけば、必ず手に取りたくなるんじゃないかな。
クイズシールつき。¥1680はかなりお買い得だと思います。(ほとんど回し者化してますね・・・)
『せかいちずちょう』もあります。
恋のドレスとつぼみの淑女―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)
なにやら乙女な表紙にどきどきしつつ・・・・。
これが、なかなか。
この店で作ったドレスを身にまとえば恋が叶う、そんなまことしやかな噂につつまれた仕立屋「薔薇色」(ローズカラーズ)。店主で唯一のテーラーのクリスは、そんな華やかな噂のドレスとは対照的な、地味で控えめな少女。彼女に舞い込んだ新しい仕事は、引きこもりの貴族のお嬢様の社交界デビューのドレス。さあ、どうするクリス。
登場人物の配置は、ま~さ~に~王道!って雰囲気の、ちょいとわけありの勝気な相棒(女子)と、依頼人の貴族の若者(美しい)。だけど、そこでありがちな暴走ラブラブモードを抑えに抑えて、こんなにストイックでいいの!?ってくらい抑えて、ゆったりと、しかもミステリー仕立てで書いているところに参りました!今後いろいろ展開はありそうですが、この本の時点では『ハウルの動く城』より抑えてあります。
コバルト文庫を手に取らなくなってン十年ですが、少女向け小説の老舗の風格を感じました。
そういえば、私の思春期の読書の始まりは、コバルト文庫だったものねえ・・・・新井素子と夢枕獏だったけど。
『レヴォリューション№3』の勢いで、読んでしまいまして。
こちらは、環境にはまるで問題なく(父が浮気してるというのはあるが)、有名女子高ライフを送っていた「岡本さん」のお話。彼女の家庭教師をしていた女子大生が、謎の自殺。彼女の死が、平凡だった岡本佳奈子の心にさざ波をたて・・・・やがて彼女自身が嵐をおこす側に回っていく。彼女自身のレヴォリューションのために。
『№3』のメンバーが、またぞろ登場して彼女をつついていきます。
朴瞬臣は相変わらず強いし、南方くんは、やっぱり賢い。山下くんはいっつも転んでるし、で、登場は土方のあとの一服シーン。あ、今回はアギーの出番が多いです。
女子一人称の女子向け。表紙がどピンクなのもそのせい?それが平気なら、シリーズなので男子も読みましょう。ワタクシの脳内イメージでは、岡本佳奈子は鳴海璃子です
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