いちごばたけのちいさなおばあさん [ママ教師おすすめ絵本]
- 作者: わたり むつこ, 中谷 千代子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- →表紙が見たい方は絵本ナビにリンクをはっています。
子供が、というよりワタシの好きな絵本・・・^^;。
小人のおばあさんはイチゴ畑の地下に住んでいて、シーズンになると、せっせと働いてイチゴに色を塗っており・・・・という話。
それだけなんだけど、子供のころに魅力だったのはなんといってもその、「地下の家」というシチュエーション。
ね、地面に小さなドアがあって、入っていくと階段が続いてる。
またドアがあって、中には大小さまざまな部屋があって、生活があって、大きななべに(比較対象:このおばあさん)赤色が煮られている・・・・。
小さいながらも妄想パワー全開ですよ。うっとり。
雪の白の下に、真っ赤なイチゴ。その下に黒い土。
そのコントラストも美しい。イマジネーションをかき立てられる1冊です。
思えば、「地面にドア」「気のうろにドア」とか「木の上の家」とか「家馬車」とかとか。絵本や物語でのワタシの注目どころって「すまい」なのかもしれない!と、これ書いてるうちに、なんだかどきどきしてきました。
そういう本が多いのも、同じようにときめく人がたくさんいるしるしなのかもしれないですねえ。
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