かいぞくぽけっと のシリーズ [おすすめ絵本【年長~】]
指令はきみにもくだされる!
ふと気がついたら、自分が海賊のおかしらになっていて、手下がいて、自分の船で旅をしている・・・・・・なんとまあ、都合のよい(^^;)。※第一巻の『なぞのたからじま』の画像がなかったので2巻のを拝借。話そのものに、親としては魅力はそんなに感じなかったのです。ところがこの本のすごいとこは・・・・・・・ところどころの章末に出てくるこれらの文句。(うろ覚えですが)
「好きな歌を七回うたいたまえ。七回歌ったら、この続きを読んでよろしい」
「トイレにいってきたまえ。きれいに手を洗って、しっかり拭いた者だけが、この続きを読んでよろしい」
その日はもう遅いから、歌の指示がでたのをきっかけに「今日はここまでにしよう、と決めながら・・・・・・・この文句を読んだのですが・・・・・・
親(ふーん・・・・^^)
子供「・・・・・・・」
親「どうしたの?」
子供「ぼくね、リュウケンドーの歌うたうから!」
ええっ!?
と、いきなり歌いだす息子。5回歌った・・・。その翌日保育園で2回歌ったらしい。迎えにいくと「これで7回になったから、続きが読めるね!」
まーじですかーーー!?
そうです、そして翌日は当然トイレにも行きます。
親のいうことは聞かんでも、本のいうことは聞くのか~~~!!!
なんだかとっても教育的な本。親もびっくり。
作者に名を連ねている寺村輝夫といえば、私たちも幼い頃に読んだ『ぼくは王さま』シリーズ。このかいぞくぽけっとのシリーズも、母がカラオケボックスで歌い呆けていた時代に刊行、既に十数巻のシリーズのようです。息子は1から順に読破するつもりのようなので・・・・・うは~次はどんな「指令」が待っているのやら。
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