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よるくま [ママ教師おすすめ絵本]

おかあさん、泣いちゃいそうです

よるくま

よるくま

  • 作者: 酒井 駒子
  • 出版社/メーカー: 偕成社

 

ちいさい「よるくま」が、夜中に「ぼく」をたずねてきて、おかあさんがいない、とべそをかいている。いっしょに探しに出かけたことを「ぼく」は自分のおかあさんに語るんです。

おかあさんがいない と泣くよるくまの様子が、自分の息子とだぶるのです。
子供が寝たのを待って、こうしてキーボードを叩いてる自分を、息子は時々「おかあさん!」と言って寝床から呼びつけます。
呼びつけるあたりが、ちょっと腹がたつんだが・・・・・・・・何様!?・・・・・・お子様・・・・・・失礼)

よるくまの寂しさは「ぼく」の寂しさで、それはまた読んでる息子の寂しさ
もちろん、母がそう感じてることなど息子はつゆ知らず、でもきっと自分と重ねて読んでるはずで。
一緒に読んでて、こみあげてくるものがありました。
親のための本かも。展開のある話が好きになってきた次男Gと、何度も読みました。

※この数年みる大人向けの「癒される」絵本「かわいい」絵本というのに、あざとさを感じてしまうひねくれ者なので、実はこの絵本も表紙の、いかにも大人受けしそうな線の細いイラストレーションに抵抗があって、手に取るのを躊躇してました。
 が、思いがけずテキストがよかったのでほっ。
でも、親を泣かせるあたり・・・・やっぱあざとい??

夜中に子供を残して家をあけてる熊のお母さんに、「ありえない」と批判もあるようですが・・・^^;)。それは、一つの象徴ですから・・・それを言ったら「ナルニア」なんて話が始まらない。たんすでかくれんぼしてるんだから。こらっ!


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へんしんトイレ [ママ教師おすすめ絵本]

トイレで変身!カブトは飛ぶか!?

へんしんトイレへんしんトイレ

  • 作者: あきやま ただし
  • メーカー: 金の星社

ただいま言葉あそびが大ブームの息子M5歳。
保育園で読んだ「へんしん」シリーズにはまってます。

野原の真ん中にぽつんとトイレがあって、まこちゃんが入ると・・・・・
なあんとコマになってでてきちゃうのでした!
ななじゅうのおばあさんは、じゅうななの娘さんに。
(その逆じゃないあたりが、親切。)

そんなこんなでアナグラム。
絵、そのものはコミカルで、きっと知らなきゃ私は手にもとらないと思われますが、息子は毎日興奮して、くくくっと笑いをこらえながら話してくれるのです。
最近、シリーズの新刊『へんしんコンサート』が出て、近所の書店に平積みになってました。

へんしんコンサート

へんしんコンサート

  • 作者: あきやま ただし
  •  金の星社

言葉あそびの本を、以前母からもらって読んでたんだけど、まるで興味を示さなかったので、保育園に寄付してしまったんですよねえ。

おっと合点承知之助

おっと合点承知之助

  • 作者: つちだ のぶこ, 斎藤 孝
  • ほるぷ出版
そしたら、保育園で読んでもらったのが楽しかったらしく、家でも「おはようごんざえもん!」と連呼。

ああ、言葉遊びって、適正年齢があるんですね。
自分の商売、忘れてました・・・・・・・・^^;)もったいないことしたあ!
個人差あるんでしょうけど、多分年長でスタートなのかな。
息子Mは、アナグラムのほかに回文、だじゃれなぞなぞの出題に日々いそしんでます。(付き合わされる母・・・・・・)


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ねむいねむいねずみのうみのぼうけん [ママ教師おすすめ絵本]

ねむいねむいねずみのうみのぼうけん

ねむいねむいねずみのうみのぼうけん

  • 作者: 佐々木 マキ
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
みょ~~~に、次男(2歳当初)が気に入っていたこの本。
  • 「ねずみが たびを していたよ」に始まって、
  • 「おかあさんの ゆめ」を見て
  • 「ねずみは たびを つづけたよ」に終わる一連のシリーズです。
  • 海に流されたねずみが、大変だ!と思ったら思いがけない助かり方をして・・・「ねずみは たびを つづけたよ」と、ホントそれだけの話なの!!
  • うちのだんなに言わせると「オチのない(^^;)」話。
  • でも、子供にはこの平和な、いや、ねずみが海におっこちるんだから平和なわけじゃないが、大人からみるとなんとものどかな「冒険」加減がとっても楽しいらしい。
  • 海に落ちてもことさら海の広さを強調するわけでもなく、常にねずみを望遠でとらえた感じが、子供の視界と一致するんじゃないかなあ・・・と勝手に思うのです。
  • 息子が一番好きだったのは、海に落ちたねずみの周りに色とりどりの魚が泳いでるページ。はっきりした線で書き出された魚たちを、ひとつひとつ指差しては「Gねえ~、これがすき」「これもすき」と教えてくれたのでした。
  • いわれてみると、読めば読むほど味わいのある絵本なのでした。

※Amazon在庫なしになってました。絵本ナビのほうにリンクをはっておきます。


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からあげくん [ママ教師おすすめ絵本]

ワタシ達は、いのちをいただいている。
からあげくん

からあげくん

  • 作者: 村上 康成
  • 出版社/メーカー: 小学館

 

 

お弁当の定番、からあげくんができるまでを描いたこの本、実は同時に発売された『おにぎりくん』『たまごやきくん』は重版している。この本だけがとりのこされているらしい。

確かに、他の2冊に比べたら脂っこくて、絵本の読み聞かせをしようしよう、ってな積極的なお母さんたちにしてみたら、からあげくんは「不健康メニュー」だ。
(子供は、なぜかそういう不健康メニューが好きなんだが)

いや、それだけじゃない。他の2冊とは決定的に違う点がこの本にはあるのさ。問題は、そこを親がどう捉えるかだ。

「おこめさん」が「ごはんつぶ」になりおにぎりになる『おにぎりくん』。
「たまごさん」が「ぱちんと割れて」やがてたまごやきになる
『たまごやきくん』。

しかし『からあげくん』のスタートはこうだ。

「にわとりさん」→「むねにく ももにく てばさきにく」

1ページ目の愛らしい鶏が、次のページで突然、肉のパーツになる。
・・・・衝撃的じゃないですか。
子供にはきつい、とお思いだろうか。

かわいらしい、と思う動物を食べている現実。
動物の命を絶って、ワタシたちが生きているという現実。

そこから感じる食の大切さというのが、あるんじゃないのかにゃ。
臆せず子供に話して行きたいと思うよ。

リズムのある言葉にのせて、命をわけてもらってること、語りませんか。


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ありとすいか [ママ教師おすすめ絵本]

スイカの迫力にどきどき

ありとすいか

ありとすいか

  • 作者: たむら しげる
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本

スイカという果物のすごいところって、やっぱりあの大きさではありませんか?
桃もリンゴも梨もみかんも、みんなみんな甘くておいしくて、子供は大好きなんだけど、あの大きさにはどれもみんなかなわない。いや、同じ土俵にすらあがれない。

小さい子なら顔が埋まってしまう球体。
昔から当然のように感じているけど、よくよく考えたら尋常じゃないと思いません?

それはともかく、そんな巨大なスイカのきれっぱしを、見つけてしまったアリ達の健闘ぶりが、描かれている絵本。
その大小の対比もさることながら、鮮やかなスイカの赤!
巣を埋め尽くす、暴力的かつ喜びにあふれた赤!

「住まい」ものアンテナには、巣の収納品が目にとまります。
5歳の息子はそれが楽しかったみたい。
3歳の息子は、アリの表情をみつけてはいちいち報告。
読み出したら、長いです・・・・・・^^;)

残念ながらスイカの季節は終わっちゃったけど、来年、スイカを食べたら読んでみてね。アリの脚が四本なのには、触れないようにしておこうっと・・・。


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いちごばたけのちいさなおばあさん [ママ教師おすすめ絵本]

いちごばたけのちいさなおばあさん

いちごばたけのちいさなおばあさん

  • 作者: わたり むつこ, 中谷 千代子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • →表紙が見たい方は絵本ナビにリンクをはっています。
子供が、というよりワタシの好きな絵本・・・^^;。

小人のおばあさんはイチゴ畑の地下に住んでいて、シーズンになると、せっせと働いてイチゴに色を塗っており・・・・という話。

それだけなんだけど、子供のころに魅力だったのはなんといってもその、「地下の家」というシチュエーション。

ね、地面に小さなドアがあって、入っていくと階段が続いてる。
またドアがあって、中には大小さまざまな部屋があって、生活があって、大きななべに(比較対象:このおばあさん)赤色が煮られている・・・・。

小さいながらも妄想パワー全開ですよ。うっとり。

雪の白の下に、真っ赤なイチゴ。その下に黒い土。
そのコントラストも美しい。イマジネーションをかき立てられる1冊です。

思えば、「地面にドア」「気のうろにドア」とか「木の上の家」とか「家馬車」とかとか。絵本や物語でのワタシの注目どころって「すまい」なのかもしれない!と、これ書いてるうちに、なんだかどきどきしてきました。

そういう本が多いのも、同じようにときめく人がたくさんいるしるしなのかもしれないですねえ。


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わにわにのおふろ [ママ教師おすすめ絵本]

タイトルからいっちゃってるでしょ

わにわにのおふろ

わにわにのおふろ

  • 作者: 山口 マオ, 小風 さち
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2004/10

なんたって「わにわに」ですよ。
獰猛このうえないわにが、おもちゃもってウキウキとお風呂に入るですよ。

お風呂って、しあわせ。

そんな言葉を「わにわに」が体現してくれるの。
「わにわに」が、お風呂で歌う

うり うり うり うり おーいえー

も、うちの子供たち、つぼりまくり。(変な日本語ですみません)
読んでからとっぷりと、子供とお風呂。
これからの季節にいーんじゃん?

・・・・・・に、してもですよ。
獰猛このうえないにも関わらず、ワニって絵本のキャラの定番になってませんか?なんで?なんで?

やっぱフォルムの独特さ加減に、きゅんときちゃうから?
ええと、ワタシは、バナナワニ園、大好きですよ。はい。


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ジオジオのかんむり [ママ教師おすすめ絵本]

誰だって、1人じゃつまらない

ジオジオのかんむり

ジオジオのかんむり

  • 作者: 岸田 衿子, 中谷 千代子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1978/04
  • メディア: -

王様の孤独。
きっと、かつてはその威厳あるたたずまいと、頂点たる強さで、他の動物達を寄せつけずにいたであろう、ライオンのジオジオ。
老いて、その孤独に気づいたジオジオは、
傷ついた小鳥と心をかよわせます。

ま、よくある話といえばよくある話なんだけど・・・・・子供とよみながら、母は涙がポロリ。短い言葉と、彩度は高くないのになぜかほっとする美しい絵。
3歳の息子、お気に入りの一冊になりました。


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バルンくんのさんぽ [ママ教師おすすめ絵本]

イラストレーションのスポーツカー、バルンくん。

彼が行く先々でいろんな車に出会います。
この本、何がいいかって、言葉のリズムなんです。

「ちいさいミニは せまいばしょにも らくらくちゅうしゃ」
「ぴかぴかおおきいリムジンカー ホテルにおきゃくをごあんない」

ね、伝統的な5・7・5のリズムにのって、いろんなくるまのご紹介。
2歳の息子も、ほぼ暗記で読んでおります。

出てくる車も、他の本とは一味違う。
上記のミニ、リムジンに加えて、キャンピングカー、ジープ、ピックアップトラック・・・とアメリカンな、日本においては「こだわりの車好き」が乗るような、そんな車が集まってます。おっされ~~。

おかげで、乗ったこともないのに、息子達には妙に身近なリムジンカー^^;)

でも、車のフロントって、ホントな~んで、人の顔に見えてくるんでしょうね。
車が人っぽいのか、人っぽさを狙ってデザインしてるのか・・・・・もちろん、バルンくんも、他の車も表情豊かです。無機物にハートを感じる世代には、車ってごく普通に顔を持つ機械なのかもしれないですね。

★Amazonに在庫がないようです。
もっと知りたい方は【絵本ナビ】へ飛んでみてください。

バルンくん

こんなのも、あります。

こちらが先なんですけど・・・・ね。


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おにぎりくん [ママ教師おすすめ絵本]

おにぎりくん

おにぎりくん

  • 作者: 村上 康成
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2002/12
  • メディア: 単行本

 

こどもに馴染み深い食べ物の本は、反応が早いから一緒に読んでて気持ちがいい。「おこめさん」が「ごはんつぶになって」、じゃんじゃんじゃんとおにぎりくんになるまでの一連の過程を、読みながらこどもと体験します。

「○○の好きなおにぎりは~~?」「こんぶ~~((゚Д゚;)渋っ)」なんてね。
会話が進むのね。

この「おにぎりくん」最後は、たまごやきくんとからあげくんと一緒に、ピクニックに行くのです。子供には楽しくも、親にはなんともシュールな終わり方が、心に残ってしまうのです。


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